マレーシアの病院の施設、医療水準は、日本の専門家の意見でも十分に日本の地方都市レベルと言います。医師は英国、シンガポール、米国で教育を受けた人も多く、日本の大学を卒業した先生も数名おり、最新の医療事情にも詳しいと言えます。大きな総合病院では、検査装置も最新のものを揃えて所が多く、診断の分野でもかなり信頼出来ると言えます。
上記医療機関で日本語を話す現地人スタッフをおいています。また千葉大学を卒業してDr.Tehが日本薬房と言う名前で開業しています。
Loh Gan Lye Hospital
(ロー ガン ライ病院)
上記医療機関で日本人スタッフや日本語を話す現地人スタッフをおいています。PantaiにはDr.Lau、Japan Medicar Clinic にはDr.Behと言う日本の名古屋大学を卒業した医師がおります。
Pantai Hospital
(パンタイ病院)
風邪を引いて外来で病院やクリニックと呼ばれる個人病院に行った場合、診察と薬を貰って全額負担でもRM 50程度です。入院の場合、個室で一日RM 250〜350程度、相部屋ではRM 100〜200程度ですので、入院の費用も日本と比較してかなり割安と言えます。但し手術に関しては盲腸とかの単純なものはともかく複雑なものは日本と変わらない位の額になります。
マレーシアでは日本の様な国民保険制度は存在しません。医療費は基本的に個人負担です。但し政府の運営する病院があり、そこに行くと現地人はほぼただ同然で医療を受ける事が出来ます。外国人は別でそれなりの料金を取られます。政府系の病院は人が多く待つ事が多く、施設面や医師のレベルも今一歩なので、お金を持った人は大体私立系の病院へ行きます。マレーシアの保険会社は日本と同じ様な医療保険を売っていますので、私的な保険に加入して治療を受けるケースが殆どです。
ロングステイを考える方には日本で長期の海外旅行保険に加入される事をお勧めします。補償の内容が厚く、海外でキャッシュレスで治療を受ける事も可能です。またクレジットカードに旅行保険が付帯されている事が多いのでそれも活用しましょう!但しクレジットカードの保険は殆どが90日以内の補償になっていますので注意して下さい。
今は日本の国民健康保険も海外で利用出来ます。海外で治療費が発生した場合、先に医療費を払う必要がありますが、担当の医師の説明書と支払った費用の領収書があれば日本へ戻って役所で個人負担部分以外を除いて払い戻してくれます。役所に海外で国民保険を使って医療を受ける為のフォーム(英文)がありますので、それを海外に持参する事が必要です。詳しくはご自身のお住まいの役所にお問い合わせ下さい。